寝台特急トワイライトエクスプレスの編成と車内

寝台特急トワイライトエクスプレスの編成と車内

寝台特急トワイライトエクスプレスの4号車のサロンカー「サロンデュノール」

平成25(2013)年2月現在、寝台特急「トワイライトエクスプレス」の編成は電源・荷物車を入れて10両となっています。


客室はすべて個室です。

禁煙車は、3号車の食堂車、4号車のサロンカー「サロンデュノール」(上写真)、8号車のBコンパートメントです。

1・2、5〜7・9号車は喫煙車です。



←大阪                    札幌→

123456789EG
SA1・SA2SA1・SA2DSB2・B1B2・B1B2・MLBコBコ

(青森〜五稜郭間の海峡線内は逆向きです)

…記号の意味…

SA1ロイヤル(A寝台1人用個室)
SA2スイート(A寝台2人用個室)
B2ツイン(B寝台2人用個室、7号車はミニサロン付き)
B1シングルツイン(B寝台1人用個室)
BコBコンパートメント(※1)
D食堂車
Sサロンカー
MLミニロビー
EG電源車

(※1)・・・4人用個室ですが1人でも利用できます。


…各号車の設備…

1・2号車スイート(A寝台2人用個室)・ロイヤル(A寝台1人用個室)
3号車食堂車
4号車サロンカー
5・6号車シングルツイン(B寝台1人用個室)・ツイン(B寝台2人用個室)
7号車ツイン(ミニサロン付き)
8・9号車Bコンパートメント(B寝台4人用個室)ですが、1人でも利用できます。

平成13(2001)〜平成14(2002)年秋ごろに全編成(3編成)がリニューアルを受けています。

寝台特急トワイライトエクスプレス 各室の概要

(1) スイート(A寝台2人用個室)

10両編成でたった2部屋のみ。寝台特急「トワイライトエクスプレス」で最高クラスの個室がスイートです。

展望を独占でき、旅の風景を存分に味わえることから、トワイライトエクスプレスの話題の中心となる部屋です。

1・2号車に各1室ずつあり、1号車では車端部に位置し展望室が付き、2号車では車両中間に位置します。

1号車のスイートからは展望室越しの眺めが、2号車のスイートからは大きな窓の向こうに広がる日本海が眺めれます。

A寝台に用意されているアメニティキット(シャワーキャップやくし等)はカードキーとともに持ち帰れます。

なお、1号車は禁煙車、2号車は喫煙車となっています。

@ 1号車のスイート


1号車の場合、客室の大きさは寝台特急 カシオペアのスイートとほぼ同じで、展望部分の3枚窓も同じですが、その窓の大きさやソファが違うので、室内の雰囲気は異なっています。


ちなみに、寝台特急「トワイライトエクスプレス」のスイートは2人用ですが、最大で3人まで利用できます。

この場合は、展望室にあるソファがエキストラベッドになります。


メインベッドは、リニューアルによりツインベッドとなり、周囲の通路が狭くなりましたが、1人あたりの占有面積は広くなりました。


展望室部分には、2組のソファとテーブル、大型の液晶テレビが置かれ、通路側には玄関、専用のシャワールーム、トイレ、クロークなどがあります。


このほか、洗面台、冷蔵庫、電気ポットもあります。


玄関の鍵はカード式です。


1号車のスイートは、列車の中にいるということを感じさせない豪華さと空間の広さから来る安心感、さらに、最後尾(最前部)の展望を独占できる楽しみがあります。


ちなみに、夏休みなど毎日運転される場合、寝台特急「トワイライトエクスプレス」上下列車でのすれ違いが2度あります。


奥羽本線大久保(秋田から4駅目)と出発直後(上りでは到着寸前)の東海道本線西大路〜京都間です。


下り列車の1号車のスイートならば、その光景を最後部から独り占めできます。


なお、1号車は禁煙車です。

 

A 2号車のスイート


2号車のスイートは、人気の高さに答える形で平成2(1990)年7月に増結されたものです。

これにより、寝台特急「トワイライトエクスプレス」は電源車を含めて10両編成となりスイートは編成に2部屋となりました。


2号車のスイートは車両中央にあり、前後にはロイヤルが2室ずつあります。


車両の中央が乗り心地が良いからです。


片側に廊下があるため、部屋幅は1号車のスイートより少し狭いですが、幅82cmのベッドを2組並べて配置、寝心地はこちらの方がゆったりした感じです。


応接室の日本海側の窓はロビーカーに設置したものと同じく、屋根まで拡大された窓があります。

なお、廊下側にも窓があり、廊下越しに外が眺められます。


このほか、大形テーブル、ソファ、トイレ、洗面所、シャワーユニット、テレビなどの設備もあります。


玄関の鍵はカード式です。


スイートに用意されているアメニティキット(シャワーキャップやくし等)はカードキーとともに持ち帰れます。


2号車は喫煙車となっています。

 

(2) ロイヤル(A寝台1人用個室)

スイートとともに1・2号車にあるのが、ロイヤルと呼ばれるA寝台1人用個室です。

寝台特急「トワイライトエクスプレス」には、合計8室用意されています。


入口を入ると玄関があり、ここで靴を脱いで上がります。


天井が高く、落ち着いたインテリアに、大形ソファやテレビ、ホテル並みのシャワールームも備えて、時を忘れて過ごせます。


ロイヤルは「北斗星」の登場にあわせて開発されたもので、トイレや洗面所、1人用のシャワーまで設けた初の個室として話題になりました。


寝台特急「トワイライトエクスプレス」ではスイートが2室あり、ために目立ちにくいですがロイヤルこそ豪華個室の先駆けなのです。


なお、ロイヤルは、基本は1人用ですが、追加料金を支払えば2人で使うこともでき、2人で利用しても気持ちよくすごせます。


ロイヤルに用意されているアメニティキット(シャワーキャップやくし等)はカードキーとともに持ち帰れます。


なお、1号車は禁煙車、2号車は喫煙車となっています。

 

(3) 食堂車(3号車)

寝台特急「トワイライトエクスプレス」の食堂車は3号車にあり、「ダイナープレヤデス」といいます。


現在、日本で昼食時間に営業している唯一の食堂車です(下り列車のみ)。


室内は、ロココ調のインテリア。


トワイライトエクスプレスから見える日本海の新鮮な食材を用いた本格フランス料理が楽しめます。


基本的に食堂車は予約が必要です。


くわしくは、「寝台特急「トワイライトエクスプレス」の食堂車(ダイナープレヤデス)の予約方法」をご覧ください。


食堂車は終日禁煙となっています。

 

(4) サロンカー(4号車)

「北のサロン」という意味を持つ「サロン・デュ・ノール」と名付けらました。


日本海側の車両中央部には天地方向に屋根まで、まわり込んだ大きな眺望窓を5組備えています。


ソファはすべて日本海側を向き、もう片方はハイデッキとして一段高くなっています。


寝台特急「トワイライトエクスプレス」ならではの風景を楽しめる車両です。


「サロン・デュ・ノール」内には、飲み物の自動販売機、菓子類の自動販売機、テレビや有料のシャワー室、公衆電話もあります。


なお、サロンカーは禁煙です。

 

(5) シングルツイン(5・6号車のB寝台1人用個室)

2人でも利用できる1人用個室ということで、「シングルツイン」と呼ばれています。


中央に廊下があり、ベッドは線路と平行にセットされます。


2つのベッドがありますが、上にあるベッドは固定されたベッドです。


上にあるベッドは1人で利用する際には荷棚代わりにしてもよいでしょう。

下のベッドが転換し昼間はソファになります。


片側のみですが、車窓を見るのに適しています。


1人用ですが、上にある固定された補助ベッドを使うことで2人で使うこともできます。


出入台側の2室の間にはスライディングウォール(可動式の仕切り)を備えていますので、家族など4人連れでの利用もできます。


5・6号車は喫煙車です。

 

(6) ツイン(5〜7号車のB寝台2人用個室)

5・6号車に7室、7号車に9室、合計23室あります。


とくに家族連れや若いカップルに人気があるそうです。


ベッドは線路と直角にセットされ、上のベッドは電動で上下します。下のベッドが昼間はソファになります。


上下2段に分かれた窓や下段ベッドがソファとなるなど居住性・開放感が良いです。


外観は上下2段に窓がならぶので個性的です。


出入台側の2室の間にはスライディングウォール(可動式の仕切り)を備えていますので、家族など4人連れでの利用もできます。


5〜7号車はミニサロン(後述)以外は喫煙車です。

 

(7) ミニサロン(7号車)

ツイン個室車の7号車の6号車方に設けられています。


1両の約1/5のスペース(ツイン2部屋ほどの空間)に本革の重厚なソファーが置かれたミニサロンです。


ミニサロン内は禁煙となっています。


おもに7〜9号車のB寝台旅客に利用されています。座れる人数は少ないです。

飲み物の自動販売機や公衆電話があります。

 

(8) Bコンパートメント(8・9号車のB寝台)

従来からある開放タイプの上下2段式です。


寝台特急「トワイライトエクスプレス」での使用にあわせて、開放式のB寝台の廊下側にガラス製の仕切りと扉を付けています。

さらに、各寝台ごとに非常スイッチやオーディオサービス用のパネルも設けられました。


Bコンパートメントは、1人でも利用できる(部屋単位ではありません)ほか、4人で利用すれば簡易個室として利用できます。


8号車は禁煙車、9号車は喫煙車となっています。


ちなみに、8・9号車の出入り口すぐ隣りの寝台は業務用として食堂車従業員用として2段式から3段式になっており、一般には発売されず、業務用のため寝台の定員にも入っていません。



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