寝台特急トワイライトエクスプレス 客車

寝台特急トワイライトエクスプレスの客車

寝台特急「トワイライトエクスプレス」に使用されているのは寝台客車で、本州内では電気機関車が、北海道内ではディーゼル機関車が牽引しています。

寝台客車と機関車にわけて簡単に解説します。

このページでは、寝台客車について簡単に解説します。

 

トワイライトエクスプレス用に内外装の改造を施したJR西日本の網干総合運転所宮原支所に所属する24系25形客車の専用編成3本(平成24[2012]年4月1日現在で計31両)が使用されています。


ちなみに、JR西日本が車両を受け持つ唯一のブルートレインがトワイライトエクスフレスです。


客車の塗色は、深緑(ダークグリーン)に金色(黄色)の帯を1本締める独特のもので、それまでの寝台列車の標準色であったブルー=青から脱しています。


また、大阪〜青森間を担当する機関車も客車と同じ配色にとなっています。


ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などには毎日運転され、この間は全3編成で運行されます。


これ以外の時期でも、旅行会社主催のツアーやイベント用などの団体専用の貸切列車として山陽本線・山陰本線や九州各線などで運転されることもあります。


編成は電源・荷物車を入れて10両です。


1・2号車のスイートとロイヤルをはじめ、3号車には「ダイナープレヤデス」と呼ばれる食堂車を、4号車には「北のサロン」という意味のサロンカー「サロン・デュ・ノール」が連結されています。


各車両の概要は、「トワイライトエクスプレス編成と車内」をご覧ください。

(1) トワイライトエクスプレスの編成


←大阪                    札幌→

123456789-
スロネフ25 500スロネ25 500スシ24 0オハ25 550オハネ25 520オハネ25 520オハネ25 510オハネ25 560オハネフ25 500カニ24
SA1・SA2SA1・SA2DSB2・B1B2・B1B2・MLBBEG

(青森〜五稜郭間の海峡線内は逆向きです)

記号の意味


SA1:ロイヤル(A寝台1人用個室)

SA2:スイート(A寝台2人用個室)

B2:ツイン(B寝台2人用個室、7号車はミニサロン付き)

B1:シングルツイン(B寝台1人用個室)

B:Bコンパートメント(B寝台4人用個室)ですが、1人でも利用できます。

D:食堂車

S:サロンカー

ML:ミニロビー

EG:電源車

(2) トワイライトエクスプレス用客車の形式ごとの号車や車両数

JR西日本 網干総合運転所宮原支所 (近ミハ) 平成24年4月1日現在


号車形式車号用途
1スロネフ25501 502 5033スイート(A寝台2人用個室)
ロイヤル(A寝台1人用個室)
2スロネ25501 502 5033スイート(A寝台2人用個室)
ロイヤル(A寝台1人用個室)
3スシ241 2 33食堂車「ダイナープレヤデス」
4オハ25551 552 5533サロンカー「サロン・デュ・ノール」
5・6オハネ25521 522 523
524 525 526
12ツイン・シングルツイン
(B寝台2人用個室・B寝台1人用個室)
7511 512 513ツイン(B寝台2人用個室・ミニサロン付き)
8561 562 563B寝台(※1)
9オハネフ25501 502 5033B寝台(※1)
-カニ2410 12 13 144電源車

(※1)・・・開放タイプの上下2段式ですが、ガラス扉を取り付けているので4人で利用した場合は個室にもなります。

(3) トワイライトエクスプレス用客車の改造種車の形式と番号

形式車号改造種車の形式と番号
スロネフ25501 502 503オハネ25 87・89 オハネフ25 44
スロネ25501 502 503オハネ25 52・53・62
スシ241 2 3サシ489 3・4 サシ481 52
オハ25551 552 553オハネ15 38・39 オロネ14 8
オハネ25521 522 523 524 525 526オハネ25 39・50・43・55・59・47
511 512 513オハネ25 40・51・67
561 562 563オハネ25 69・86・80
オハネフ25501 502 503オハネフ25 34・41・45
カニ2410 12 13 14形式と番号の変更なし

(4) 2段から3段になった寝台

8号車のオハネ25形560番台と9号車のオハネフ25形500番台の改造種車は、寝台側の窓が大きくつくられた25系の初期グルーフにあたり、1974〜76(昭和49〜51)年の新製時から2段式です。


そしてトワイライトエクスプレス用への改造に際して簡易個室としても利用できるように、ガラス製の仕切扉が設置されました。


ちなみに、両者とも札幌方1ボックス(出入り口すぐ隣りの寝台)は食堂車従業員スペースとして3段式に変更されています。


8号車のオハネ25形560番台では、17番、9号車のオハネフ25形500番台では、15番と16番です。


あくまで「業務用」のため、寝台の定員には入っていませんが、これにより、トワイライトエクスプレスには3段寝台からスイートまであることになります。

(5) 客車などのリニューアルについて

平成13〜14(2001〜2002)年秋にかけて、全3編成の内装を中心としたリニューアルが行なわれました。

外装は金色(黄色)の帯の上下に銀色の細い帯(縁取り)が追加され、車体側面にあるエンブレムも変更されています。


内装は全体として「木のぬくもり」をテーマとした木目調になりました。

なお、客車の形式や車号は登場時のままとなっています。


各車両の概要は、「トワイライトエクスプレス編成と車内」をご覧ください。

@ スイート(1・2号車の2人用A寝台)

壁面はぬくもりを感じる木目調のものとなりました。


カーテンやカーペットのカラーもお洒落な色に。テレビもブラウン管から液晶の大形タイプに。

メインベッドがダブルベッドからツインベッドとなり、1人あたりの占有面積は広くなったものの、その分、周囲の通路が狭くなりました。

 

A ロイヤル(1・2号車の1人用A寝台)

それまでのシックなものからスイート同じように、部屋全体が木目調の温かみのある落ち着いた雰囲気となりました。

 

B ダイナープレヤデス(3号車の食堂車)

ロココ調のインテリアはそのままとされています。

 

C サロン・デュ・ノール(4号車サロンカー)

室内全体が木目を活かした温かみのあるインテリアになりました。

テレビが液晶パネルタイプになりました。

 

D ツイン(5〜7号車の2人用B寝台)

カーテンやカバーが変更されています。

壁面はぬくもりを感じる木目調のものとなりました。

 

E シングル(5・6号車の1人用B寝台)

カーテンやカバーが変更されています。壁面はぬくもりを感じる木目調のものとなりました。

なお、この部屋は補助ベッドを使うことで2名で利用することもできます。

 

F ミニサロン(7号車の6号車方)

1両の約1/5のスペース(ツイン2部屋ほどの空間)を用いた禁煙のサロンです。
リニューアル後は壁は木目調となり、ソファーは本革の重厚なものに取り替えられ、着席定員も減りました。

 

G Bコンパートメント(8・9号車のB寝台)

壁面やベッドが一新されています。

ちなみに、Bコンパートメントには、ガラス製の仕切扉があるので、4人で利用すれば簡易個室として利用できます。



リンクには、楽天市場・楽天ブックス・楽天トラベルなどのアフィリエイトリンクもあります。

 
トップページ サイトマップ 商品・サービスについて